透析患者の認知症リスクを評価するスコアリングシステム

要旨

  • スコアリングシステムは透析を受けている患者の認知症リスクの特定に有用な可能性があることが示された。これは、包括的な神経認知検査が必要かどうかを判断する際の医療従事者の手助けとなる。

本研究の重要性

  • 慢性腎臓病(CKD)患者は、認知症など様々な神経学的疾患に対して脆弱である。

  • 腎臓と脳は微細血管構造が類似しており、いずれも血管損傷を受けやすい。

  • 患者が透析を受けている場合には、認知障害のリスクは中程度から重度となる。

  • しかし、ほとんどの腎臓専門医や透析に携わるスタッフはCKD患者の認知の変化を認識していないため、透析を受けている患者の認知症リスクの特定にスコアリングシステムが役立つ可能性があることが示唆される。