てんかん手術前に術後の患者満足度を予測できるか?

要旨

  • 19ポイントのてんかん手術満足度質問票(Epilepsy Surgery Satisfaction Questionnaire:ESSQ-19)に基づく機械学習モデルは、てんかん手術の患者満足度予測に用いることができる。

  • 満足度に影響を与える因子は、自己認識されたてんかんの障害、生活の質、発作消失、抗てんかん薬の必要性の低減等であった。

本研究の重要性

  • てんかん患者の3人に1人は抗てんかん薬が奏功せず、薬剤抵抗性てんかんとみなされる。このような患者の治療では手術が成功することも多いが、一部(27~66%)の患者では長期的な発作消失が得られない。

  • 脳神経外科手術は重大な処置であり、手術が最も効果的で、手術の選択について術後に満足が得られるのはどの患者であるかを理解することは重要である。

  • ESSQ-19はてんかん手術後の患者満足度の評価に用いられるツールである。手術前に患者の満足度を予測するためにもこの同じツールを使用できる可能性がある。