パーキンソン病に対する脳深部刺激:10年間の結果の報告

パーキンソン病(Parkinson’s disease:PD)患者への脳深部刺激(Deep brain stimulation:DBS)が運動機能を安定化させることが、長期データから示されている。

CSP468Fとして知られるVA/NINDS無作為化研究は、PD患者を対象に2つの標的領域、すなわち視床下核(subthalamic nucleus:STN)及び淡蒼球内節(globus pallidus interna:GPi)へのDBSの効果を比較する、ランドマークとなる多施設共同研究であった。