脳深部刺激はPD患者の発話機能維持に役立つ

パーキンソン病(PD)患者では視床下核の深部脳刺激(STN-DBS)の治療によって発話に効果がもたらされることが、新たな知見により示された。

イタリア、英国、フランスの施設の研究者らは、MDS 2022学術集会にて観察研究の結果を発表した。研究者らは、“両側STN-DBSは進行性PDに有効な治療である”と述べた。“しかし、発話に対するSTN-DBSの効果については、特に長期の追跡調査に関して未だ議論が交わされている”