多発性硬化症を有する小児において機能的結合性は認知機能と関連する

イタリアの研究者によれば、安静時機能的結合性(RS-FC)のパターンから、多発性硬化症(MS)を有する小児における知能及び認知能力に関する新たな所見が得られた。

「小児MSでは臨床的な特徴及び認知機能の特徴が、成人発症のMSとは異なる」と研究者は述べた。研究者は、MSを有する小児患者の神経心理学的プロファイル、並びに運動機能及び認知機能と関連する主要なネットワークにおける異常なRS-FC所見と神経心理学的プロファイルとの関連性を評価する研究を実施した。