臨床知識と技術の不足により筋萎縮性側索硬化症の診断が遅れる

  • 米国オハイオ州に拠点がある77名のプライマリ・ケア医に対して電子メールによるアンケートを送信し、自己報告に基づく、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の徴候と症状の認識に関連する因子を同定した。ALSの徴候や症状を捉えられるか、機能障害の原因となる神経疾患の鑑別、上位運動ニューロン徴候もしくは下位運動ニューロン徴候を捉えられるか、についての自信に関する質問がアンケートに含まれていた。
  • 診断遅延の主な理由として、症状について患者が受診するまでにかかる時間、診断の不確実性、専門医を受診するのに時間がかかること等が研究参加者から報告された。
  • 著者らは、診断の不確実性と臨床知識の差が診断遅延の原因となっており、さらに神経内科専門医との連携がこれによって阻まれていると結論付けた。