腸内細菌の組成は小児期発症MSの再発と相関する

新たな研究結果によって、小児期発症多発性硬化症(multiple sclerosis、MS)患者の再発に腸内細菌の組成が関連している可能性があると示唆されている。

米国カリフォルニア大学バークレー校のMary Horton博士によると、共生腸内微生物は宿主の免疫機能に影響を与えることが知られている。「最近の研究によって、腸内微生物叢の組成がMSの発症に寄与することが示唆されている。しかし、MSの疾患活動性への寄与についてはほとんど解明されていない」と博士は述べた。

Horton博士らは、小児MSの53例(症状発症時の年齢<18歳)の腸内微生物叢を分析し、その後の疾患活動性との関連を調査した。