FCDを有する小児薬剤抵抗性てんかん患者において臨床因子はいかにして手術転帰を予測するか

インド・ハイデラバードのKrishna Institute of Medical Sciencesの研究者らによると、限局性皮質異形成(FCD)を有する小児薬剤抵抗性てんかん患者において、完全切除は良好な術後転帰と関連する。

研究者らは、所属する施設で2005~2015年に外科手術を受けた、FCDを有する小児薬剤抵抗性てんかん継続患者112名の転帰を評価した。適格患者は、孤立性のタイプIおよび/またはタイプIIのFCDを有し、少なくとも5年間の術後経過観察を受けた患者とした。

てんかん発症時の平均年齢は4.6歳、外科手術時の平均年齢は10.3歳であった。