主観的認知機能低下における局所的な動的結合性の変化を画像化研究によって明らかにする

新たな研究結果により、主観的認知機能低下(subjective cognitive decline、SCD)中の脳活動及び結合性の初期の変化が明らかになった。

アルツハイマー病(Alzheimer’s disease、AD)スペクトルの前臨床段階であるSCDでは、客観的な認知障害の前に主観的認知的愁訴(subjective cognitive complaint、SCC)が生じる。局所的分離、非効率的な統合及び代償的変化は、ADスペクトラムの初期の内因性脳活動(intrinsic brain activity、IBA)の変化の特徴である。

台湾の基隆市にあるChang Gung Memorial HospitalのYi-Chia Wei博士は、安静時機能的MRI(resting-state functional MRI、rs-fMRI)を用いてSCDの動的IBAを評価した研究の結果を発表した。