磁気共鳴画像データにより原発性三叉神経痛の新たな潜在的原因を明らかにする

要旨

  • 原発性三叉神経痛(PTN)患者のメッケル腔(Meckel cave:MC)の形態に有意な差異が認められ、これがPTNの発症に寄与している可能性が考えられる。

本研究の重要性

  • PTNは慢性神経障害性疼痛疾患で、通常、三叉神経と血管の間の神経血管接触(neurovascular contact: NVC)によって引き起こされる。しかし、多くの患者でNVCを伴わないPTNが認められており、他の原因の存在が示唆される。

  • 三叉神経腔としても知られるMCには三叉神経神経節が位置しているが、これまでPTNの病態におけるMCの関与は知られていない。PTNの発症機序に対する理解をさらに深めることにより、患者の転帰が改善され得る。