脱髄症候群の小児患者に見られる白質の微細構造変化

カナダの研究者が、フィクセルベース分析(fixel-based analysis: FBA)として知られる新たな画像化技術を用いて、脱髄症候群の小児患者に起こる白質(WM)の損傷に関する洞察を提供した。

これまでは、拡散テンソル画像によって、多発性硬化症(multiple sclerosis: MS)及びミエリンオリゴデンドロサイト糖タンパク質(myelin oligodendrocyte glycoprotein: MOG)抗体疾患の小児患者のWMの変化の特性が明らかにされてきた。しかし、カナダのHospital for Sick Children及びトロント大学(University of Toronto)のSonya Bells博士によると、この手法の繊維密度(fiber density: FD)などの微細構造の特性を明らかにする能力は限られている。