台湾での新たな研究で、多発性硬化症(multiple sclerosis:MS)の発現率について、より良い推定値が得られている。
Chang Gung Memorial Hospital(林口区、台湾)のLong-Sun Bo教授が、台湾で実施したMSの疫学研究の概要及び現在の治療戦略について、AOCN 2021で発表した。
Bo教授らは、台湾の国民健康保険データベースを使用して、全国調査を実施した。2008~2014年に治療を受けたCIS患者及び2007~2016年にMSと診断された患者を特定した。