更新されたAwaji基準のprobable-laboratory supported(PRLS)カテゴリーの解釈方法が筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)の診断率に影響を及ぼす可能性のあることを、専門家らが実証した。
改訂されたEl Escorial基準(R-EEC)及びAwaji基準は、ALSの診断に広く使用されている。しかし、Awaji基準は、1つの領域での上位運動ニューロン(upper motor neuron:UMN)の徴候を必要とする臨床上のprobable-laboratory supported(PRLS)カテゴリーを削除したために、R-EECよりも感度が低いことが、いくつかの研究で報告されている。