血漿バイオマーカーを用いて初期MS及び高リスク家系員の特性を明らかにする

新たな研究結果によると、血漿中の炎症性バイオマーカーのパネルが、多発性硬化症(multiple sclerosis、MS)の早期診断に役立ち、そのパネルによって高リスク家系員を特定できる可能性がある。

イランの研究者が、新たに診断を受けた未治療の再発寛解型MS患者35例(RRMS群)、その患者の家系員26例(高リスク群)及び健康対照24例の血漿バイオマーカーを評価した。