実際的な試験デザインはマイノリティの治験参加の増加に役立つ可能性があることが新規データから示唆された

米国及び英国の研究者によると、実際的な試験デザインによってマイノリティの多発性硬化症(multiples sclerosis、MS)患者の治験参加が増加する可能性がある。

無作為化試験への人種的・民族的マイノリティグループからの参加者が少ないことが多い、と研究者が述べた。現在進行中のDELIVER-MS試験などの実際的な試験では、登録要件が許容的なため、マイノリティの参加が改善される可能性がある。