米国ペンシルベニア州フィラデルフィアにあるペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)のSusan Weiss教授が、AAIC 2021の全体会議で、COVID-19及びコロナウイルスの科学についての知見を参加者に提供し、コロナウイルスの生態をより深く理解することが将来のパンデミックへの備えの一助となることについて概説した。
Weiss教授によると、コロナウイルスについて明らかになっていることの多くは、コロナウイルスに関心を持つ比較的少数の研究者たちがコロナウイルスの基本的な生態の特徴を明らかにした1980年代及び1990年代に得られたものである。