研究者が筋ジストロフィーの新たな形態を特定

JAG2遺伝子のバリアントが肢帯型筋ジストロフィー(limb-girdle muscular dystrophy、LGMD)の新たな形態と関連していることを、研究者が報告した。

JAG2はNotchリガンドJagged2をコードしている。ベルギー・ブリュッセルのブリュッセル自由大学(Université Libre de Bruxelles)のSandra Coppens博士によると、「高度に保存されたNotchシグナル伝達経路は、骨格筋を含む複数の組織の発達及び恒常性に寄与している」。これまで、JAG2と先天性ミオパチーとの関連はなかった。

Coppens博士らは、JAG2バリアント及びLGMDを有する11家系の17例について説明した。主な結果は以下の通りであった。