ロボット支援経頭蓋超音波ドプラーを用いて脳卒中が疑われる患者の右左シャントを検出する

ロボット支援経頭蓋超音波ドプラー(robotic-assisted transcranial Doppler、raTCD)によって、脳卒中が疑われる患者の右左シャント(right-to-left shunt、RLS)の検出精度が向上することが、研究者によって示された。

RLSは脳卒中の既知のリスク因子である。標準的なRLS検出技術には、それぞれ限界がある。経胸壁心エコー(transthoracic echocardiography、TTE)はRLSに対する感度が低い。経食道心エコーは侵襲的である。TCDは感度及び特異度が高いが、経験豊富な検査技師が必要であり、そのような検査技師が常に対応できるわけではない。