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COVID-19世界的流行発生時の小児神経科でみられた遠隔医療使用の急激な増加

専門家らは、COVID-19世界的流行発生時に小児神経学科で遠隔医療の採用が劇的に加速したことを報告した。神経筋領域での増加が最も顕著であった。

ICNA/CNS 2020バーチャル会議で、米国ボストンのマサチューセッツ総合病院(MGH)のAlbert Misko医師は、2019年10月から2020年3月(COVID-19世界的流行の最初の月)までのMGHの小児神経科、成人神経科、及び小児科における遠隔医療の使用に関するデータを発表した。

研究者らは、2020年3月のバーチャル診療(ビデオ診療、電話診療)数を2019年10月から2020年2月までの期間の平均のバーチャル診療数で割ることにより、バーチャル診療使用率の増加を計算した。

Misko医師は、2020年3月では3つの全ての診療科で平均の遠隔医療受診数が増加したと報告した。