ケニア農村部において遠隔医療は神経学的治療のギャップを埋めるのに役立っている

MDS 2022会議でケニアの研究者らは、農村部における運動障害の診断を遠隔医療を利用して改善した経験を述べた。

“ケニアにいる神経科医は20人に満たず、運動障害の専門医はさらに少ないのです”と研究者らは指摘した。“これらの医師のほとんどは首都に拠点を置いており、3千万人以上が住んでいる地域が治療にアクセスできないままになっています。”

研究者らは、運動障害の診断に及ぼす遠隔医療の効果を探るため、2020年と2021年に、Meru Teaching and Referral Hospitalと提携クリニック(Oregon Health Services)で運動障害と診断された全患者のデータを調査した。研究者らは、遠隔医療がどのように利用され、最終的な診断がどのように下されたかを調査した。