脳卒中患者に対する血栓除去術:発症から6時間を超えても有効か

健康であることが最後に確認された時間(time last seen well、TLSW)から6時間を超えた血栓除去術が、前方循環近位部大血管閉塞による脳卒中患者に対する6時間以内の血栓除去術と同程度に有効であることが、ISC 2021で発表された新しいデータによって浮き彫りになった。

米国ニュージャージー州にあるCooper Neurological InstituteのTudor Jovin博士らが、AURORA共同研究と総称される6件の臨床試験を対象とした患者レベルの多施設共同メタ解析の結果を発表した。

本研究では、最善の内科的治療(対照群)又は有効な血栓除去装置を用いた最善の内科的治療(治療群)のいずれかに無作為に割り付けた、TLSWから6時間を超えて登録された患者を対象として、血管内脳卒中治療装置について調査した。