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DMDの機能評価にはウェアラブルテクノロジーの方が標準的な来院よりも優れている

WMS 2021バーチャル会議で発表された多施設共同研究では、DMD患者の通常の日常生活の歩行能力を正確に反映する、Stride Velocity 95th Centile(SV95C)と呼ばれる新たなウェアラブルテクノロジーを中心としたデジタルエンドポイントが紹介された。

新しいデジタル臨床転帰評価(clinical outcome assessment:COA)が欧州医薬品庁によって認可されており、これによって医師や薬剤開発者はこのエンドポイントを用いて新薬の有効性を評価できる。 

SV95Cの臨床的な妥当性と反応性を判定するため、Sysnav(フランス、ヴェルノン)のMelanie Annoussamy医師とスイス、英国、ベルギーの施設の同僚らは、歩行可能なDMD患者125名(5~14歳)を対象に、足首に装着したウェアラブルデバイスから得られた50時間以上の記録を用いてSV95Cを評価した。