新たな研究により、多発性硬化症（MS）患者におけるCOVID-19からの回復に影響する因子が特定された。
「MS患者におけるCOVID-19からの回復プロセスの理解は、感染の長期的後遺症に最も脆弱である患者を特定するために、非常に重要である」と、英国、ノッティンガム大学のAfagh Garjani医師は述べた。
Garjani医師らは、自己申告による、又は確定診断を受けた、COVID-19に感染したUK MS Registerの598例の患者の調査を行った。UK MS Registerでは、ウェブベースの総合障害度評価尺度（webEDSS）、病院不安及びうつ尺度（HADS）を含む、MS患者に関するデータを前向きに収集している。